十二指腸はどんな役割がある消化器官なのだろう?十二指腸の重要な役割をしっておこう!

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十二指腸は消化器の中で変わった名前がついている事で知られています、個人的に十二指腸という名前の響きが好きです。

名前の由来は、指のおよそ12倍の長さがある 実際には25~30cmほどの長さがあるため、12本並べたよりも実際は長めです。

たまに、名前を聞く事がある消化器官ではありますが、胃や小腸、大腸に比べると、どんな役割をしているのか知らないという人も多いのではないでしょうか?

もちろん、胃や小腸の様に十二指腸にも重要な役割があります、十二指腸の役割についって知っておきませんか?

〇十二指腸は食べ物を分解する働きがあります

食べ物は胃で吸収できるように分解して、腸で吸収するという腸で吸収するというイメージが強いと思います。

そのため、小腸の先端であり腸という名前がついている十二指腸も、小腸と同じように吸収が主な役割のような感じもしますが、十二指腸は食べ物を分解するのに重要な役割があります。

食べ物は胃酸によって、細かくされてドロドロの状態になりますが、胃酸だけではまだ分解しきれていない栄養素は多いです。

そこで、膵臓で作られる膵液を利用して、十二指腸でさらに食べ物を細かくしています。

また、膵臓から分泌される膵液は、消化液の中で最も多くの消化酵素を含んでおり、最大栄養素である、脂質、タンパク質、糖質のすべての消化酵素が含んでいます。

このように、食べ物の分解と言えば、「胃」のイメージが強いですが、十二指腸も食べ物を分解するのに重要な位置をしめていたのです。

十二指腸でさらに細かく食べ物を分解しているから、小腸でスムーズに食べ物を吸収する事が出来るわけです。

そして、十二指腸で分泌されるのは、膵液だけでなく、胆汁も分泌されます。

〇胆汁は脂肪を吸収しやすくする!

胆汁は膵液のように多くの消化酵素を持っている消化液とは違い、脂肪の吸収を助ける効果を持っている消化液になります。

胆汁は食品に含まれている脂と混ざることで、脂を乳化させ小腸で吸収しやすくなります。

因みに、脂を乳化させた調味料として有名な物にマヨネーズがあります、つまり、胆汁は油をマヨネーズの様にする作用があるというわけです。

脂と聞くと体に悪いそうなイメージもありますが、脂は種類によって体に与える影響は大きく異なります。

脂の摂り方が健康状態を維持するのに役立つともいわれ、健康的な高齢者は上手に健康に良い脂を摂る事ができる傾向にあります。

脂の吸収を良くすると聞くとやめてと思うかもしれませんが、胆汁は健康にとって非常に重要な効果があるわけです。

消化器官の中でも、あまり注目されることが無い臓器ではありますが、意外と重要な役割があって驚きですよね。

私も、はじめて十二指腸の効果を聞いた時には、そんなにすごい臓器なのと感心しました。

〇胃酸を中和する働きがあります

胃酸は消化液の中で、もっとも酸性度が高く粘膜で保護されている胃は基本的に溶ける事はありませんが、十二指腸や小腸はそうわけには行けません。

胃から出てきた食品がそのままの酸性度を保った状態で、下っていけば十二指腸、小腸、大腸とただれて、潰瘍になっていってしまいます。

そのため、十二指腸から分泌される膵液には、胃酸を中和して胃酸から十二指腸や小腸を守る働きがあるのです。

そんな、胃酸から腸を守る作用がある膵液ではありますが、胃酸の分泌が多くなりすぎると保護しきれずに、十二指腸の粘膜を溶かしてしまうことがあり、十二指腸の粘膜が溶かされてただれる事を、十二指腸潰瘍と言われます。

一般的に、十二指腸潰瘍を発症している人の9割は、ヘリコバクター・ピロリ(ピロリ菌)が胃に住み着いているので、良く胃が痛む人はピロリ菌の感染を疑った方が良いでしょう。

ピロリ菌は、十二指腸潰瘍だけでなく、胃潰瘍、慢性胃炎、胃がんなどの危険性を高める事が知られています。

十二指腸潰瘍を早期に発見して、ピロリ菌を撲滅できれば、胃がんを予防する効果も期待できます。

その他にも、胃酸は食べ過ぎやストレス、薬によっても多くなりますので、十二指腸を守るためにも、食べ過ぎ、飲みすぎには注意してください。

また、痛みを感じなくても便の色が黒く変色している場合には、潰瘍などにより、胃や十二指腸、小腸から出血している可能性があります。

いつもとは違い、黒い便が出ている時にも、早めに病院に受診することをおすすめします。

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