低体温症について知っておこう!中程度の低体温症は急にあたためると死に至ることがある!?

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私たち人は、恒温動物の一種でもあり、常に37度前後の一定の体温に保たれています。

体温は高くなりすぎても、低くなりすぎても健康に悪影響があり、体温(直腸温)が35度を下回ると低体温症と言われます。

低体温症は、長時間寒い環境にいて体温を維持できなくなったり、何らかの要因によって体温が維持できなくなったりすると発生します。

低体温症と聞くと冬場に発生する物と思っている事でしょう、私も低体温症と聞くと冬を連想するのですが、意外にも夏場にも低体温症が発生する事はあります。

冬場は外が寒いので外気で体温症が発生する事は連想できると思いますが、夏場はプールの水温が低い、初夏で海の水温が低い、水を浴びる等して気化して体温が著しく奪われるなど、条件がそろえば夏や秋、春でも低体温症は発生します。

私は泳ぐのが大好きなので、6月に海水浴にいったら寒すぎて低体温症になりかけたことがあります、すぐに上がって温まったので大丈夫でしたが、冬以外でも発生する事をその時に身に染みて感じました。

冬場は元から寒いので特に注意が必要ではありますが、その他の季節であったとしても寒さを感じる、唇が青くなるなどの症状がある場合には、十分に注意してください。

強い寒さを感じる場合には、すぐに体を温めましょう、軽度であれば自律神経が働き代謝を活性化させ自力で体温を上昇させる事が可能です。

〇低体温症が疑われる時の対処法

低体温症が疑われる場合には、体を温めることが重要になってきますが、軽度と中程度の低体温症では、対処の仕方が大きく事なります。

軽度の低体温症の状態であれば、意識もしっかりしており、シバリングと言われる筋肉の働きによって体が震えて体温を上昇させようとします。

この場合には、寒さを防げる場所に移動する、毛布を掛ける、湯たんぽで温める、温かい飲み物を与える等体温を温めることが重要です。

眠ると体温が下がってしますので、眠たそうにしていても眠らせてはいけません。

軽症の時にしっかり対処する事が出来れば、症状の回復も早く、死ぬ危険性もありません。

中程度低体温症になるとシバリングが止まるので、温めていない、状況が変化していない、継続的に寒さを感じているのにふるえが止まるというのは、症状がおさまっているのではなく逆に状態が悪くなったと考えられます。

本人が大丈夫などと言っている場合で合っても、ふるえが止まる、反応が鈍いなどがある場合には、救急車を要請しましょう。

中程度以上の低体温症になった場合、急激に体温を温めると心臓に負担がかかり、死亡する例もあるため、急激に体を温めようとは考えてはいけません。

風を防げる場所に移動させ、毛布でかけるなどの体温を下げないように安静にして救急隊員を待つことが最も大切になります。

また、寒さを防ぐために運動をさせる、手足のマッサージを行う、アルコールを飲ませるなども危険です。

服が濡れているなどで着替えさせる場合には、本人を基本的に動かせないようにして介助してあげるのが大切になります。

低体温と聞くとどうしても体温を元に戻すことが重要に感じますが、中程度になると安静にすることが重要になってくるのです。

低体温症は症状によって対処が大きく変わることがある事を覚えておいてくださいね。

〇直腸温って何?

低体温症の判断基準の指標となる直腸温は体温の一種ですが、一般的に耳なじみがないのではないでしょうか?

直腸温はお尻から体温計を指して体温を測る方法で、最もよく知られている脇の下や、口で測る舌下温に比べて体の中心を測るのに最も適しており、正確性も高い体温の指標になります。

そのため、低体温症なので体の中心分の温度を正確に測りたい場合には、脇下温や舌下温ではなく、直腸温が利用されます。

最も一般的な脇の下の体温は、きちんと挟んでいないと誤差が出る事もあり、きちんと判断をするためには10分以上の時間を要します。

最近では、15秒程度で測れる温度計も多いですが、実際に測れた温度を表示しているのではなく、温度計の温度の上昇から予測される温度を出しており誤差があります。

舌下温も正確性は高いですが、やはり口は呼吸などで空気に触れるため、直腸温と比べると体の中心よりも温度が低くなりやすいです。

正確性といった面で優れる直腸温ではありますが、脇下や舌下温よりも羞恥心を感じやすく、不快感を覚えやすいというデメリットもあります。

体調の不調を感じてたまに体温を測るという人であれば、わざわざ直腸温を測る必要性は無いかもしれません。

ただし、自分の正確な平均体温や、基礎代謝を把握したい、日々の体調管理を目的とする場合には、脇下体温よりも正確な体温が測れるので、日頃から体温を測るという人には、実は非常におすすめです。

もちろん、舌下温、直腸温ともに体温を測る場合には、専用の温度計を使用し、特に直腸温は衛生面も考えて個人で別の物を使用することをおすすめします。

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