心肺蘇生法で最も重要なのは胸骨圧迫(心臓マッサージ)!胸骨圧迫の新しい知識を知っておこう!

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心肺蘇生法の中で最も重要だとされるのは、胸骨圧迫(心臓マッサージ)である、心臓マッサージの方が良く聞くと思いますので、以下「心臓臓マッサージ」といいます。

心肺蘇生法と言われると、心臓マッサージ共に、人工呼吸を繰り返して行うというイメージがありますよね。

しかし、近年では市民救助者は無理に、人工呼吸を行う必要性は無く、心臓マッサージだけを行う心肺蘇生を行うように指導される事も多くなっているのです。

・心臓マッサージの行い方

心臓マッサージを行う位置は、胸の真ん中で乳頭と乳頭を結んだ位置の真ん中です。

そして、右手と左手を重ねて、手の付け根の部分で押し込みましょう。

速さは1分間に100回以上で、真上から圧迫し肘が曲らないようにしてください。

その他の注意点としては、床が平らな場所で行う、胸の位置が元の場所に戻るまで力を緩める事です。

〇なぜ人工呼吸は行わないのか?

人命が関わっていると言っても、何が原因で倒れているかわからない人への人工呼吸、嘔吐・吐血をしている人への人工呼吸、知らない人への人工呼吸を敬遠してしまうのは普通でしょう。

場合によっては、人工呼吸をすることで傷病者から何らかの感染症をうつされる可能性も否定できません。

また、心臓マッサージを行うよりも、人工呼吸と心臓マッサージを同時に行うことを不安を感じてしまう物です。

このような事から、人工呼吸を行いたくないがために、心臓マッサージも止めてしまうよりも、心臓マッサージだけでも行ってもらった方が救命率が高くなるため、市民救助者は人工呼吸はしなくても良い事になったのです。

自信があれば人工呼吸を行っても良いですが、人工呼吸のための心臓マッサージを止める時間は10秒以内とされていますので、手間取ってしまう心配があるなら行わない方が良いでしょう。

ただし、人工呼吸が全く必要なくなったというわけではありません、訓練した経験があり人工呼吸ができる場合には、人工呼吸を行いましょう。

〇疑わしきは心臓マッサージを行う!

人が倒れていても、医師でも看護師でもない一般市民からすると、心臓マッサージを行うべきなのか、行うべきではないか判断に迷う所でしょう。

意識を確認して、通常の呼吸と違う、呼吸を行っていないと判断できる場合、心臓マッサージをすべきか迷った場合には、心臓マッサージを行います。

もし、心臓マッサージが不必要な状況の場合には、心臓マッサージによる痛みを倒れている人が嫌がりますので、倒れている人が手を払いのけた場合に心臓マッサージを止めれば良いのです。

また、心臓マッサージが必要な患者に心臓マッサージを行わない危険性と、心臓マッサージが必要のない人に心臓マッサージを行う危険性を考えた場合では、圧倒的に心臓マッサージが必要な患者に行わない危険性の方が高いです。

そのため、現在の心肺蘇生法では、迷った場合にも心臓マッサージを行うことになっています。

心臓マッサージを本当に行っても良いのか迷う事もあるとは思いますが、判断が難しい場合には心臓マッサージを行ってください。

心臓マッサージを止めるのは、救急隊員が来て交代する時や、自発呼吸が戻った時、患者が嫌がった時、AEDの電気ショックを与える時です。

〇心臓マッサージは体重を乗せて強く押しましょう

心臓マッサージのガイドラインでは、5㎝以上押し込み、6㎝を超えないとなっています。

理想は上記の通りですが、心肺停止状態に陥っている危険な状況で、いちいち5㎝を超えて、6㎝未満であるか判断する事はできません。

押さえすぎないようにするために押し込みが緩くなってしまったり、心臓マッサージを止めてしまったりするよりも、強く絶え間なく押しことで救命効果が高くなります。

そもそも、よほどの体重があるような人や、筋肉が非常に発達している人でなければ、6cmを超えて、胸骨を押し込むのは難しいです。

さらに、押しすぎているよりも押せていない事が圧倒的に多いので、強く押すという認識で問題ありません。

特に女性は、筋力や体重が少ないので、手加減してしまうと5㎝超えない場合が多いです。

私たちが意識する事は、救急隊員が来るまで強く絶え間なく心臓マッサージをすることです。

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