特発性大腿骨頭壊死症は一体どんな病気で原因は?自覚症状がでるまでには時間がかかる!?

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特発性大腿骨頭壊死症という名前を知っているでしょうか?

ここ最近知った、はじめて聞いたという人が多く、あまり耳なじみの少ない病気ではないだろうか。

名前の通り大腿骨頭壊死する病気で、大腿骨と言われる骨は、太ももの中を取っている骨であり、大腿骨頭は股関節とくっついている部分の事です。

また、特発性というのは、原因不明で発症する病気につけられる名前で、この特発性大腿骨壊死症も発症する確かな原因がわかっていません。

〇一体どんな病気なのか?

特発性大腿骨頭壊死症は大腿骨頭の血流が悪くなることによって、骨に栄養が行きわたらずに壊死してしまう病気です。

特発性という名前がついているように、正確な原因はわかっていませんが、アルコールや、ステロイド薬の服用が特発性大腿骨頭壊死症を発症する原因になる事がわかっています。

もちろん、アルコールやステロイド薬に関係なく、発症することもあり、特発性大腿骨頭壊死症は、アルコール、ステロイド、原因不明の大きく3つに分けることができます。

全体をみると男性の方が1.8倍ほど発症する頻度が高いのですが、ステロイド薬が原因となる、特発性大腿骨頭壊死症の場合は、女性の方が多いです。

好発年齢は30~50歳代で、ステロイドが原因での発症の場合は、30代が発症する頻度が高いです。

壊死は血流が悪くなった部分で発するため、血流が正常な部分では壊死は発生せず、壊死の範囲は基本的に一定でどんどん広がっていく病気ではありません。

自覚症状は股関節の痛みとして出てきますが、壊死による痛みではなく壊死した部分が体重などによる圧力に耐えられなくなり、潰れることによって痛みが生じます。

そのため、壊死が始まってすぐに痛みが出るわけではなく、壊死が始まってから半年~数年かけて痛みが出てきます。

〇日常生活への影響は?

特発性大腿骨頭壊死症を発症することによる日常生活への影響は、骨頭が壊死する範囲によって大きく変わります。

血流が悪くなった部分が小さい場合、壊死している範囲が小さいので、骨が一生潰れる事が無く痛みが全くない場合があり、この場合は全くもって日常生活に影響はありません。

間接温存手術や、人工関節置換術などが必要になってきますが、適切な治療によって痛みのコントロールや、手術によって日常生活に大きな影響を与えないようにすることが可能となっています。

ただし、人工関節にした場合には継続的な通院と、数十年の経過で人工関節再置換術が必要になってきます。

〇ステロイドの服用は継続することができる!?

特発性大腿骨頭壊死症は、ステロイドを服用によって発生する事が知られていますが、特発性大腿骨頭壊死症が発症したからと言って、必ずしもステロイド治療を辞めなければならないというわけではありません。

というよりも、原因がステロイドなのだからという理由から、自分の判断でステロイドを止める方が問題であるとされます。

特発性大腿骨頭壊死症の、骨壊死の範囲は基本的に一定で血流が悪くなった所で発生します、そのため、ステロイドを飲み続けると悪化して足全体に広がる心配は少ないです。

ステロイド治療を自己判断で止めてしまうと、ステロイド治療を行っていた病気が悪化してしまいますし、特発性大腿骨頭壊死症はステロイドを止めれば自然に治るという病気でもありません。

ステロイド治療が原因で発生しているとしても、医師の指導の下、治療方針を決めて自己判断で服用を止めないようにしましょうね。

また、ステロイド服用を続けるほど、特発性大腿骨頭壊死症が発生するというわけでもありません。

ステロイド服用が原因で特発性大腿骨頭壊死症が発症した人の多くは、服用後の6週間ほどで壊死が発生すると言われ、1年以上のステロイドを服用している人で特発性大腿骨頭壊死症を壊死が発生しない人は特発性大腿骨頭壊死症が発症する可能性は低いです。

ただし、自覚症状が出るまでには数年かかる事もあるので、長期服用者が必ずしも壊死が発生していないということではありません。

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