「犬に噛まれた破傷風になる確率はどのくらい?」犬と破傷風の関係性について!

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犬に噛まれた際に心配になるのが破傷風と言われる感染症でしょう。破傷風の致死率は30%ともいわれており、治療が遅れると死につながる恐ろしい病気です。

そのため、犬に噛まれて出血すると非常に不安感を覚えてしまう人も多いです。

ただし、現在の日本での破傷風の発生件数は、およそ40件であり、恐ろしい病気として知られていますが、それほど発生件数は多くありません。

また、犬から感染するというイメージが強い破傷風ですが、釘が刺さった、こけて擦りむいた、木が刺さったなど、破傷風の多くは犬が噛まれた事が原因で発生しているわけではありません。

私の周りにも破傷風になった人がいましたが、犬ではなく怪我をして破傷風になったようです。

そのことから考えると、日本では犬に噛まれたことによって発生する破傷風の発症確率は1%を大きく下回ると考えられます。

〇1年間にどのぐらいの人が犬から噛まれるの?

日本で1年間に発生した犬による咬傷事件で保健所が把握している件数は、4000件~5000件ほどです。

保健所が把握している咬傷事件は、あくまでの犬に噛まれた事を保健所に報告された件数であり氷山の一角です。

実際には、飼い犬に噛まれた場合などでは保健所に届けない事が多く、病院で治療を受けたとしても咬傷事件とはとしてはカウントされていない事は多いようです。

実際に、日本で犬に噛まれた事がある人は保健所が把握している数倍、数十倍いると思われますが、正確な件数を把握する事は難しいです。

実際に保健所に届けられた件数から考えた場合であっても、犬に噛まれた場合に破傷風を発症する可能性は1%で以下であることがわかりますね。

さらに、近年では犬に噛まれた人が亡くなる件数は5人を下回っており、亡くなった人の死因のすべて破傷風によるものでもありません。

犬に噛まれたことによって破傷風が発生する可能性は少なからずあると言えますが、発症する可能性はそれほど高くないのです。

犬に噛まれたら破傷風になるかもと心配になるかもしれませんが、破傷風の危険性はさほど高くありません。

ただし、破傷風になる危険性低いからといって安心して良いわけではありませんよ。

〇噛まれた場合は病院に受診する事が大切です!

犬に噛まれて破傷風を発症する可能性はあまり高くありませんが、犬に噛まれたことによって発生する病気は破傷風だけではありません。

犬の口内には多くの細菌が住みついているため、噛まれたことで傷口から細菌が侵入して病気になる危険性があります。

犬の咬傷によって感染する事が多いのが、パスツレラ症であり、疼痛や腫脹などの症状や、呼吸器症状などが出ることがあります。

多くの場合は、感染しても無症状か軽症ですみ死亡することは稀ですが、重症化する場合もあるため、安心するのは良くありません。

また、犬に噛まれることによって発生する病気としては、狂犬病が有名ではありますが、近年の日本では発症が確認されておらず、発症する危険性は非常に少ないと言えます。

このように、破傷風以外の感染症になる事もあるため、犬に噛まれて出血している場合には早めの受診が大切です。

また、患部が腫れている、炎症がある、患部から臭いがする場合なども注意が必要です。

病院に受診して消毒などをしてもらった後でも、気になる症状がある場合には、再度病院に受診しておくことが大切です。

〇年齢が高いほど破傷風のリスクが高い!?

知っている人も多いかもしれませんが、日本では破傷風に感染しないように幼少期に予防接種を受けるようになっています。

また、破傷風のワクチンはほぼ100%抗体を獲得できるとされており、日本の発症風の発症件数は多くありません。

ただし、抗体の作用は何年も続くわけではなく、年齢を重ねると抗体の力は落ちていくため、破傷風の予防接種を幼少期に受けている人でも大人になってくると破傷風を感染することがあります。

そのため、日本では子どもの破傷風の発生件数は少なく、30代以降の大人で破傷風を発症する事が多いようです。

犬に噛まれた場合や、錆びた釘が刺さる、木が足に刺さった場合など、破傷風の危険性は少なからずあるので、早めに病院に受診することをおすすめします。

また、30代に入ったらもう一度、破傷風の予防接種をしておくと抗体が力を強くすることができるので、破傷風の事が気になる人は、もう一度予防接種を受けると良いでしょう。

追加の摂取で10年ほど、抗体が強い状態を保つできると言われています。

犬に噛まれても破傷風を発症する可能性は低いですが、念のために病院には受診するようにしましょう。

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