CT検査とMRI検査には一体どんな違いがあるの?

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CT検査とMRI検査のどちらも丸い機械の中に体を入れて、体の断面を見るための機械であることは多くの人が知っているでしょう。

しかし、CT検査とMRI検査には、いったいどのような違いがあるのかわからないという人も多いのではないでしょうか?

よく似ている検査ではありますが、実は2つの検査には違いがあったのです。

○実は検査の撮影方法が違う!?

どちらも同じような機械だと思っている人も多いですが、実はCT検査とMRI検査の撮影方法には大きな違いがあります。

CT検査は胸部レントゲンや腹部レントゲンといったレントゲン撮影(X線撮影)と同じ、X線を使用した撮影です。

レントゲン撮影なら、だれもが一度は受けたことがあるのではないでしょうか?

胸部レントゲンや腹部レントゲンでは、一方からX線が照射されますが、CTは多方向からX線を照射することで、より精密な撮影が可能となっています。

CTは、多方向からレントゲン撮影をするための機械と思ってもらえると良いでしょう。

対してMRI検査は、X線は使用しておらず、強力な磁気を発生させることで、体内の水分に作用して撮影する方法です。

同じように見える検査ではありますが、全く違う撮影方法であるため、画像にも違いが出てきます。

また、CT検査は検査に数十秒で終わりますが、MRI検査は撮影に30分~1時間ほどの時間がかかります。

さらにMRI検査中の作動音は大きいので、閉所恐怖症の人にとっては難しい検査となります。

○検査は健康への影響はあるの?

精密検査を受ける際に、健康への悪影響が気になる人もいるのではないでしょうか?

CT検査はX線を使用しているので、CT検査を受けると少量ではありますが放射線被ばくすることになることが知られています。

放射線被ばくと聞くと恐ろしく感じるかもしれませんが、CT検査での放射線量は微量であり、長時間の放射線を浴びているわけではないため、大きな健康リスクはないと考えれています。

ただし、CTのような少量の被ばくによる発がん性のリスクについて、実証するのは難しく、健康への影響はよくわかっていないのも事実です。

CTによる放射線被ばくを気にするよりも、病気の発見が遅れてしまうことや、生活習慣病の方が健康への影響は大きいと考えらえます。

また、検査に影響が出やすいと考えられる、胎児や赤ちゃんにはCTよりもMRIの方が良いでしょう。

妊娠中であることが分かっている場合で、精密検査が必要であると言われた場合には、妊婦であることはきちんと医師に伝えることが大切です。

MRIはX線を使用していないので、放射線被ばくする危険性はありませんが、強い磁力を発生させるため、ペースメーカーなどの金属が体内に入っている人は使用することはできません。

○撮影方法によって得意不得意がある!

CT検査とMRI検査では、MRI検査の方が精密な撮影をすることができて、優れていると言われることも多いです。

実際、組織間のコントラストが優れており、任意の断面を見ることができるため、MRIの方が細部まで見ることができる場合です。

しかし、撮影方法に違いがあるため、MRI撮影とCT撮影では得意不得意に違いがあります。

CT検査は、X線を使用した検査であり、X線が透過しにくい骨ははっきりと写真に写りやすいが、胸部などの内臓の撮影をする際には、骨が邪魔になるため内臓が見えにくくなります。

対してMRIは、水分に作用する撮影のため、筋肉や内臓などの水分量が多い場所を撮影するのに適していると言えますが、水分の少ない骨や空気の多い肺を撮影するには不向きです。

このように、撮影場所に得意不得意があるため、病気や症状によって撮影方法を選ぶ必要性があります。

また、CT撮影とMRI撮影では患部の見え方に違いが出てくるため、2つの撮影で比較することによって病気の発見や、病状をより知る事ができます。

そのため、ガンなどの病気ではCT撮影とMRI撮影の両方を行い、病気の状況を把握することも多いです。

CT検査とMRI検査は、同じように見えるかもしれませんが、撮影方法に違いがあり写り方にも違いがあったのです。

また、症状や病気によって医師が適切に検査機械を適切に選んでくれますので、私たちがCT検査とMRI検査を選ぶ必要性はありません。

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