採血の時に気分が悪くなってしまうのはどうして?血が不足しているわけではない!

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採血をすると気分が悪くなったり、フラフラしてしまったりすることはありませんか?

血が抜かれているから、脳の血液が減少して気分が悪くなってしまうのだろうと思っている人も多いのではないでしょうか?

採血の時に気分が悪くなってしまうのは、採血によって血が減少しているのが原因ではありません。

では、採血の時に気分が悪くなったり、フラフラしてしまう理由は一体なんなのでしょうか?

〇採血の際の血液量を知りましょう!

採血管が何本もあったり、血が勢いよく出ているのを見ると大量の血液が採られているように感じるかもしれません。

しかし、1度の採血で捕られる血液量はそれほど多くなく、血液液検査などで、2~3本の採血管をしても一回に採取される血液量は大さじ1杯(15ml)程度でしかありません。。

検査項目を増やしたり、1日に何度も採血が必要な場合であっても、1日で採取されるのは大さじ2~3杯に収まるでしょう。

大さじ1杯と言われても、どのぐらいの血液が抜かれたわかりにくいかもしれませんが、体重が50㎏の女性の場合、血液量は約3500mlなので大さじ一杯は、体内の血液の約0.4%でしかありません。

医学的には体内の血液の12%を抜き取っても人体に影響はないと言われており、体重が50㎏の女性の場合は450mlの血液を採取しても問題ありません。

また、採取している血液は脳に血液を送っている動脈ではなく、腕に流れている静脈から採取しているため、脳の血液は不足していません。

〇採血で倒れたりめまいがするのは迷走神経反射!?

採血をして倒れたり、めまいが起きたりするのは、採血量から考えて血が減少したことによる貧血ではありません。

採血によって気分が悪くなったり、フラフラしてしまう原因は、注射の恐怖心や、血が抜かれることによるストレスによる物です。

採血によって倒れてしまう迷走神経反射になります。

迷走神経反射は、ストレスや恐怖感、激しい痛み等によって発生する事が知られており、自律神経の調子が悪くなることで、血圧や心拍数が下がり、脳にいく血液量が不足することで失神やめまいなどが発生します。

脳の血液量が減少して発生するというのは正解ですが、抜かれた分の血が不足するからではなく、血圧が下がって脳に血が送られなくなるから発生するのです。

そのため、元から貧血の人だけが発生するわけではなく、体格が良い男性でも採血していると気分が悪くなって、倒れてしまうことがあります。

失神すると聞くと人体に悪影響が出そうな気がするかもしれませんが、一過性の物であるため危険性は基本的にありません。

ただし、倒れて体をぶつける危険性はありますので、気分が悪い場合には早めに申告する事が大切です。

針を刺されるという恐怖心やストレスによって発生する症状だるため、血が抜かれる抜かれないは関係がなく、採血ではなく薬を注射する場合にも迷走神経反射が起きることがあります。

〇寝ながら採血をすると倒れにくい

採血をするとフラフラするのは、脳に血液が送られにくくなってしまうためです。

脳は体の最も高い位置にあるため、血圧が下がってしまうと血液が重力に引っ張られて脳に届かなくなるのです。

そこで、迷走神経反射によって体調が悪く人は、寝ている状態で採血をするの良いです。

寝ている状態だと、脳は心臓と同じ高さになりますので、血圧が低くなっても脳に向かう血液は確保されやすくなります。

寝ている状態では迷走神経反射は基本的に起きないとされており、もし起きたとしてもすでに寝ているので、倒れて体をぶつけて怪我をする危険性もありません。

採血の時に、よくふらつく、気分が悪くなるという人は、事前に言って寝ながら採血をしてもらうことをおすすめします。

また、採血以外の注射でも倒れてしまう危険性がありますので、採血以外の注射を行う際にも事前に採血で倒れたことがあると伝えることをおすすめします。

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