特定の音でイライラする不安に感じるのは「音嫌悪症(ミソフォニア)」かもしれない!?

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パソコンのキーボードを叩く音、他人の咀嚼音、呼吸音、歩く音など特定の音に対して、強いイライラを感じたり、嫌悪感、逃避行動をとってしまうようなことはありませんか?

このように、特定の音に対して否定的な感情が出てしまう症状のことを音嫌悪症(ミソフォニア)といいます。

日本ではあまり耳なじみがある症状ではありませんが、音嫌悪症に悩まされている人は意外と多いのです。

音嫌悪症とは一体どんな症状が出てしまうのでしょうか?

○どのぐらいの人が発症するの?

音嫌悪症を発症してしまう詳しい原因は分かっていませんが、神経学的な原因があるのではないかといわれています。

嫌悪する音は個人差があるため、どの音に反応するかは人によって違いはありますが、反復音によって嫌悪感を覚えることが多いです。

音嫌悪症の人が嫌悪を感じやすい音としては、咀嚼音、キーボードの音、雨の音、赤ちゃんの泣き声、呼吸音、口笛、他人の会話などがあります。

また、小さい音でも反応する場合もあれば、大きな音に反応をする場合もあります。

音嫌悪症の症状がある人は、人口の5%前後いるのではないかと言われることもありますが、正確な人数は分かっておらず5%以上いると言われることもあります。

音嫌悪症という症状を知っている人も少なく、症状の強さも人によって違いがあるため、気にしていない人が多く、症状が発覚しない場合も多いと考えられます。

また、どこからが音嫌悪症になるのか判別するのかも難しい所であり、黒板のひっかく音が嫌いな人はすべてが音嫌悪症に該当するかと言われると違います。

ただ、黒板をひっかく音を聞くと引っ掻いた相手を殴りたくなるほど怒りを感じる場合は音嫌悪症の可能性があります。

では、音嫌悪症の人は特定の音を聞くことでどのような症状が出てしまうのでしょうか?

○音嫌悪症によって発生する症状

音嫌悪症によって発生する症状として最も知られているのが、不安や怒り、恐怖、嫌悪といった否定的な感情です。

怒りや嫌悪感が強く出てしまうことで、音源となっている人に対する暴力や、物に対して破壊行為を行ってしまうこともあります。

また、音嫌悪症によって起きる症状は否定的な感情だけではなく、心拍数の上昇、動悸、汗、震え、パニック発作など精神的な影響が出る場合もあります。

さらに、症状が酷い場合には自称行為を行ってしまうこともあり、音嫌悪症の人にとっては、非常に不快感を感じる音となります。

もし、このように特定の音に対してこのような症状が出る場合は音嫌悪症を疑ってみるとようでしょう。

○音嫌悪症の人はどうすれば良いの?

音嫌悪症は日本では認知度が低い症状であり、専門医がおらずあまり知られていない症状となっています。

よくわかっていない症状というではありますが、最も適当と考えられるのは精神科です。カウンセリングなどによって症状の軽減が見られることもあります。

音嫌悪症の治療法は確立されていませんが、日常生活に雑音を加えて嫌悪感を覚える音を耳に入りにくくすることで症状を軽減することができると言われています。

音嫌悪症によって悩まされてる人は、扇風機を回す、エアコンを入れる、音楽を流しておくなど、日常的に嫌悪を感じない雑音を増やしましょう。

また、耳栓やヘッドフォンなどで周りの音を聞こえないようにするのも有効でしょう。

ただし、ヘッドフォンの音を大きくしすぎると耳にダメージを与える原因になりますので注意してください。

音嫌悪症はまだ研究の段階です、これから良い治療方法が見つかっていくことでしょう。

どうしても、我慢できない周りにあたってしまうという人は、早めに精神科に受診して相談することをお勧めします。

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