免疫細胞の要であるリンパ球にはどんな種類があるの?リンパ球の役割を知っておこう!

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私たちを病気から守ってくれる免疫機能は、免疫細胞によって支えられています。

そんな中でも注目してほしいのがリンパ球であり、リンパ球の中でも良く知られているのが、ナチュラルキラー細胞、T細胞、B細胞の3種類になります。

役割は知らなくてもナチュラルキラー細胞、T細胞、B細胞は、名前は知っているという人が多いと思います。

この3つのリンパ球には一体どんな役割があるのか、紹介していこうと思います。

〇自分で判断して勝手に殺すナチュラルキラー細胞

リンパ球の中でも最も良く知られているのが、ナチュラルキラー細胞(NK細胞)ではないでしょうか。

ナチュラルキラー細胞は他のリンパ球とは違い、ウイルスや細菌など病原体や、病原体に感染した細胞、ガン細胞を自分で判断して攻撃してくれます。

常に体の中に病原体から守るようにパトロールをしており、免疫機能の要といえる免疫細胞になります。

また、私たちの体はどんなに健康であったとしても毎日ガン細胞が発生しており、ナチュラルキラー細胞がガン細胞を破壊してくれており、ガンの発症を予防しています。

ただし、ナチュラルキラー細胞も老化ともに、劣化して免疫機能が弱くなってしまいしまいます。

老化によってナチュラルキラー細胞の免疫機能が弱くなってしまうと、ガン細胞を逃がす可能性が高くなり、ガンを発症する可能性が高くなります。

ナチュラルキラー細胞の老化を防ぐためには、日々運動する事や、笑う事が大切だとされています。

〇役割が分かれているT細胞

T細胞の免疫機能は主に3つに分かれており、ヘルパーT細胞、キラーT細胞、サプレッサーT細胞があります。

まず、ヘルパーT細胞は免疫機能の司令塔のような役割がある細胞であり、病原体の侵入がわかると、キラーT細胞に攻撃命令を出し、B細胞に抗体を作るように命令をします。

さらに、病原体が侵入した時に、ナチュラルキラー細胞の活性化させる役割もあります。

キラーT細胞はヘルパーT細胞から指令があると、増殖して病原体に感染してしまった細胞を発見して、とりついて破壊します。

ナチュラルキラー細胞とは違い、ヘルパーT細胞の指令によって働き始めるため、免疫機能が働き始めるまでには少し時間がかかります。

また、一部のキラーT細胞はメモリー細胞として、次に同じ病原体が侵入して来た時にすぐに攻撃できる要因備えます。

サプレッサーT細胞は免疫機能を抑制する作用があり、過剰に免疫反応を起こさないようにするためにあります。

免疫機能が高まるのは良い事ですが、キラーT細胞や、B細胞が過剰に働くと正常な細胞を破壊することになります。

免疫細胞が過剰に働きすぎないようにするための細胞も存在しているのです。

〇抗体を作成するB細胞

B細胞は、ヘルパーT細胞から情報を受け取ると、抗体を作成する役割があります。

抗体は病原体にとりつくことによって死活化させ、病原体の攻撃の目印となり、他のリンパ球の働きを助けます。

また、病原体が死滅しても、一部のB細胞はメモリー細胞として残り、次回に同じ病原体が侵入して来た時に素早く抗体を作られるようにしておきます。

予防接種すると免疫が付くと言われますが、これはB細胞が一度感染したら、メモリー細胞として残り、すぐに抗体を生成できるためです。

ただし、一度でも感染すれば一生、メモリー細胞が残り続けるというわけではなく、徐々に免疫は減少していき、感染しやすくなります。

子ども頃に受けた予防接種で、感染防ぎたい病気がある場合には、20年ほどたったらもう一度、予防接種を受けておくと安心です。

さらに、インフルエンザなどのように、変異性が強いかったり、種類が多かったりする病原体の場合は、免疫を獲得しても次の侵入した時には、体が違う場合も多く、再び感染してしまうこともあります。

私たちの体は、多くのリンパ球が病原体や、病原体に感染した細胞を破壊することによって守ってくれているのです。

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