ピロリ菌がいなくなれば3分の2の胃がん予定患者が救われる?!ピロリ菌を退治しよう!

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胃は塩酸に覆われていて、常に高度の酸性のであるため、菌は住めないと言われていました。

酸性の中では基本的に細菌などの微生物は住めません。

そのため、胃液には強い殺菌作用があり私たちを最近から守ってくれているのです。

胃液は口から入ってくる菌類を殺す作用があるのです。

しかし、胃の中でも生息できる細菌がいます。

それがピロリ菌です。

ちなみにピロリ菌の正式な名前はヘリコバクター・ピロリ(Helicobacter pylori)です。

正式な名前は長いのでピロリ菌と言わせてもらいます。

ピロリ菌がどうして胃の中に住めるのか?

胃の中は先ほども説明した通り、強い酸性であるため細菌などは住むことができません。

ピロリ菌がなぜ酸性の中で生きられるかと言うと、ピロリ菌の周りは酸性ではないからです。

これは、ピロリ菌は酸性でない場所を胃の中で作れることができるという特徴をもっているからです。

ピロリ菌はウレアーゼと呼ばれる特殊な酵素を体から排出することができます。

このウレアーゼは胃粘液中に含まれる尿酸を加水分解することでアンモニアと二酸化炭素を作りだすことができるのです。

加水分解とは反応物(ここでは尿酸)に水(H₂O)を加えることによって反応物を分解することです。

アンモニアと二酸化炭素のうちアンモニアはアルカリ性です。

アンモニアを使い塩酸と中和させることで自分の周りを中性し、胃の中でも詰める体質を持ち合わせているのです。

ピロリ菌は自分の周りを中性にすることで胃の中で自由に生きることができるのです。

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ピロリ菌と日本人の関係

ピロリ菌は日本人にも多くの感染者がいることが分かっています。

ピロリ菌が発生しやすいのは発展途上国だと言われています。

その理由は衛生環境がととのっておらず、ピロリ菌に感染した食品や水を飲む可能性が大きくかるからだといわれています。

では私たち日本人はどうなのかというと最近はピロリ菌の感染者率が低下しています。

若者の間ではピロリ菌の感染者率は低い状態ですが、高齢者のピロリ菌の感染者は高い状態です。

私たち日本人は先進国と発展途上国の中間のようなピロリ菌感染率になっています。

それは私たちの暮らしが特に上下水道の設備が急激に良くなったためではないでしょうか?

50歳以上のピロリ菌の感染者は80%にのぼるとされ大変多いですが、20歳以下のピロリ菌感染者20%以下という低い数値になります。

あなたは現在何歳ですか?

ピロリ菌の問題は日本人では50歳以上の方に特に気を付けていただかなければなりません。

若者は大丈夫かと言われるとそうでもありません。まだ、若者のピロリ菌感染者はいます。

ただ若い人の方が少ないだけです。

日本人の半分の6000万人がピロリ菌に感染しているといわれているところからも誰がなっていてもおかしくないことが分かって頂けるのではないでしょうか?

ピロリ菌の感染経路

ピロリ菌は大体予想はつくかもしれませんが、飛沫感染はしないとおもわれます。

じゃあどこから、ピロリ菌がやってくるのかと言うと、最近では親から子への感染が疑われています。

赤ちゃんが離乳食を始めるときなど、私たちは一度口に入れてある程度噛んでから、子どもに食べさせるということをやってしまいます。

ピロリ菌はある程度唾液の中にも含まれています。

そのため、子どもにピロリ菌が感染してしまう恐れがあります。

とはいっても絶対うつるわけではないとされています

ちなみに大人同士では唾液による感染症は子どもにくらべて少ないので自分がピロリ菌を持っていてうつす可能性があるのは子どもぐらいだと思われます。

唾液に含まれるピロリ菌よりも上下水道のピロリ菌の汚染が最もピロリ菌患者を増やす原因ではないかと言われています。

あんたの家の水道周りはキレイになっていますか?

同じ家族でピロリ菌に感染する理由はその家庭の上下水道が汚染されているためではないかとされています。

また、飼い猫やハエなどによるピロリ菌の媒介感染も考えられていますが、どのようにピロリ菌が感染したのか特定するのは難しそうです。

ピロリ菌による症状

ピロリ菌に感染すると萎縮性胃炎を起こす可能性があります。

胃の調子が悪くて、診察を受けて萎縮性胃炎と言われたら、9割の確率でピロリ菌が原因です。

十二指腸潰瘍の95%と胃潰瘍90%以上がピロリ菌が原因で起きるといわれていますので、胃の異変には高確率で付きまとってくるものです。

ピロリ菌に除菌

日本では昔はピロリ菌の除去は保険適用外だったのですが、2000年の11月から胃潰瘍、十二指腸潰瘍の患者は保険が適用されるようになりました。

胃の調子がおかしいと感じられる方がいましたら、一度医療機関に受診してみてはいかかでしょうか?

日本人の胃がん患者に原因としてピロリ菌が特にかかわっているとされており、日本人の体からピロリ菌がいなくなることで胃がんの患者数が3分の1に減少するともいわれています。

ピロリ菌は胃がんの発生可能性をあげるのでもしピロリ菌を保持しているのなら、除菌してもらった方がいいでしょう。

日本では3つの薬を同時に使って、ピロリ菌を殺す、3者併用医療によるピロリ菌の除去が一般的です。

一週間で90%の人が除菌されると言われていますのでぜひ試してみてください。

ピロリ菌を殺して、胃がん、胃潰瘍、十二指腸潰瘍を予防しましょう。

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