現在、私たちがくらしている社会にはブルーライトがあふれていることを知っていますか?
日本で暮している人の中でスマートフォン、タブレット、LEDライト、デジタルテレビ、パソコンなどを見ずに毎日生活している人がどれくらいいるだろうか?
たぶん、ほとんどいないと思います。
スマートフォン、タブレット、LEDライト、デジタルテレビ、パソコンなどのこれらの製品はブルーライトを発している製品です。
僕は、毎日パソコンを見る生活をしているためにブルーライトを浴びずに一日が終わることはない。
今、この記事を見ているあなたも、ブルーライトを浴びているということを忘れていけない。
そして、みんなが毎日浴びるであろう、太陽光からでさえブルーライトが出ているのです。
もはや、一日にブルーライト見ない人はいないのです。
昔も今も人間はブルーライトを浴びながら生活をしてきたのです。
今、なぜ、ブルーライトが問題になっているかというと、太陽光によって昼時にもっとも浴びていたブルーライトは夜になると太陽が沈むため浴びなくなっていたのです。
しかし、夜にも、携帯、テレビ、LEDライトなどによってブルーライトを浴びるようになってしまったところが問題なのです。
ブルーライトは、昼に浴びるのはまだしも、夜に浴びるのは特よくないということなのです。
○ブルーライトがなぜ問題になっているのか?
ここからちょっと科学的なことを言いますね。
地球は自転をしています。
地球が誕生したのが、46億年前で太陽が誕生したのも46億年前と言われています。
地球が誕生した時と同時期に太陽は存在していたのです。
地球は太陽の周りを公転しています。そのため、地球が太陽から離れることも遠ざかることもありません。
地球は自転しているので、太陽光があたる場所とあたらない場所が毎時間変わってきます。
生き物たち、地球が生まれてからこの方ずっと行われてきて、地球の自転による、明暗を目安に生きてきたのです。
それは、ブルーライトがあたるか、あたらないかということです。
つまり、私たち生き物はブルーライトが当たると朝や昼と思い、ブルーライトが当たらなくなってくると夜になったと思うように体ができているのです。
ブルーライトによって時間を体が管理しているのです。
○人間の目の役割
目は外の世界を見るために存在しています。
私たちは目があるからこそ、色や世界を見ることができるのです。
そんな目の役割としてあげられるの、時間の把握です。
私たちは時計を見ることで今が何時かわかりますが、そうことではなくて、目は外の世界を見ることで代替の時間を脳の細胞が把握しているのです。
人間は目で明かりを見ると、脳の視床下部にある「視交叉上核」と呼ばれる部分が何時であるかを把握すると言われています。
目は人間の体内時計にとても深い関係があるのです。
○人間の中にある時計
人間が朝日を浴びると脳が朝であると感じ、体内時計を朝にリセットしてくれます。
体内時計がきちんとした時間であることで朝や昼は活発に動くことができて、夜になると眠たくなるというリズムをとることができるようになっています。
夜になると眠りを誘うホルモンのメラトニンの分泌が活発になり眠たくなるのです。
私たちの体には時間を把握する仕組みが備わっているのです。
しかし、現在は太陽ぐらいにしか含まれていなかったブルーライトが電子機器に含まれるようになってきてしまったのです。
もともと太陽光を浴びると体内時計がリセットされる機能があるのですが、夜にスマートフォンやテレビなどの見続けているとブルーライトが目に感知されて体内時計が「?」の状態になってきているのです。
ブルーライトが信号の役割をしているために、ブルーライトを変な時間に浴びると体内の時間が今何時か把握できなくなるのです。
体はそろそろ夜だなと思ってきているのに、太陽光が差しているという状態になっているのです。
体内時計がどう判断して良いのかわかない状態です。
つまり、太陽光が差している状態なのに、眠りを誘うホルモンを出すわけにはいかず、メラトニンの分泌が活発にならずに、あまり眠れない状態になるのです。
ブルーライトは体内時計を狂わす可能性があるということです。
人類史上初の環境実験?
環境実験とか言われても良くわからない人もいるかもしれないが、私たちは今、実験動物のような状態になっているのではないでしょうか?
ブルーライトを浴び続けると10年後、20年後にどのような影響が出るかは実際のところ仮説の段階であまり良く分かっていないのが、現状です。
私たちがパソコンや、テレビ、スマートフォンなどのブルーライトを浴び続けばどのようになるかは分かっていないのです。
つまり、体に影響がどれぐらい出るかわからないものを私たちは与えられているのです。
もしかしたら、ブルーライトには知られていない、新事実が見つかる可能性があるのです。
人間の体にどのような影響がでるかを私たちの世代が体をはって実験を行っている状態になってきているのです。
科学的にブルーライトにはどのような影響がでるか、わかった時にはすでに私たちの体にはブルーライトによる影響が起きているということです。
つまり、今はブルーライトによる人体実験がまさに行われている状態なのです。
私たちは動物実験の被検体になっています。
被検体から脱出するためにもブルーライトを対策しておく必要があるのです。
○ブルーライトを浴びないために
ブルーライトは危険ではないかと言われています。
わかっていないことも多いブルーライトは気をつけておいた方が無難です。
ブルーライトはどのように気をつければいいのでしょうか?
その1 ブルーライトを特に浴びてはいけないのは夜
ブルーライトは昼であれば太陽こうなどによって常に浴びている状態です。
そのため、昼に浴びるのであれば、夜に比べてそれほど問題視する必要性はないのではないでしょうか。
ブルーライトを浴びる仕事は夜に後回しにせずに朝や昼にできることであれば、朝や昼にやってしまいましょう。
睡眠障害が起きるかもしれません。
その2 ブルーライトを浴びないようにディスプレイに対策をする
最近では、ブルーライト対策液晶フィルムなんてものが販売されています。
パソコンや、スマートフォンに貼ると効果があります。
貼るだけでブルーライトが対策できるので買ってみては?
また、ディスプレイの明るさを下げることも有効な手段と言われています。
明るさがつよいほどブルーライトが出ている状態です。
パソコンなどのディスプレイでは、青色光のみを下げることもできますのでためしてみてください。
青色光をさげると、少し赤みが濃くなりますが、慣れれば問題ありません。
その3 ブルーライト対策メガネを使用する
ブルーライト対策メガネは最近、注目されている商品で皆さんも知っているかもしれませんが、いつでもどこでも気軽に使えるのでおすすめです。
一度買ってしまえば、問題なくいつでも使えますので使ってみてはいかかでしょうか?
10年後、20年後を見据えてブルーライトの対策した方がいいのではないでしょうか?