ニュースにも出るようになってきて有名になってきているが名前だけでその特徴をまだ知らない人もいるのではないでしょうか?
マーズは危険なウイルスで日本人も感染する可能性はゼロではないことを知りましょう。
マーズとどういうウイルスなの?
マーズは2012年に発見された新型のウイルスです。
マーズとはニドウイルス目のコロナウイルス科に属するウイルスです。
マーズ(MERS)は訳さずに書くとMiddle East respiratory syndromeと書き、日本に訳すと中東呼吸症候群になります。
主に中東地域等で感染する可能性がある病気で、中東に出かけて帰ってきたときに発症する可能性が少なからずあります。
最近では、隣国の韓国にもマーズの感染例が報告されているため、韓国の渡航の際も気をつけたほうがいいでしょう。
マーズと似たウイルス
マーズと似た、ウイルスにサーズ(SARS)が存在する。
サーズの重症化した時の致死率が9%前後であるのに対して、マーズは重症化した場合の致死率が30~40%と、かなり高いのが特徴で、サーズとは似ているものの異なる種類であることがわかる。
ちなみにサーズは訳さずに書くとSevere Acute Respiratory Syndromeと書き、訳すと重症急性呼吸器症候群になります。
名前を比べるとサーズの方が怖いですね。
でも危険性が高いのはマーズです。
マーズの症状の症状は?
マーズの起源はヤマコウモリとされています。
マーズの潜伏期間は2.5日~14日間と言われているが、14日間の隔離をおこなった後に発症例も存在するため、実際のところよくわかっていません。
マーズの恐ろしいところは症状です。
マーズの食症状は、咳、発熱、息切れです。
マーズの初期の症状はただの風邪と酷似しています。
また、下痢を起こすこともあります。
最初は風邪だとおもってしまうことも多いため、気づかない可能性もあり、気づいていない間に他人に感染させている可能性が十分あります。
マーズの感染の仕方は主に飛沫感染、接触感染と言われていて、空気感染はないとされています。
飛沫感染と空気感染の違いですが。
飛沫感染は感染者がした咳の中に含まれるつばなどによって、感染するものです。
空気感染は感染者の呼吸の中に含まれるウイルスによって空気中に漂っているウイルスによって感染するものです。
空気感染ではなく、飛沫感染であるため同じ部屋にいるだけで感染することはないだろうということです。
そのため、感染するのは2m以内に近づいた人と言われています。
それほど感染力は強くありません。
マーズの予防法とは
マーズは現在、ワクチンなどはできておらず、今のところ根本的な予防方法は見つかっておりません。
マーズから体を守るためには、マーズが流行っている場所にいかないことが重要です。
現在、隣国の韓国でもマーズが流行り始めています。
いつ、マーズが日本にやってきておかしくない現状なのを忘れてはいけません。
日本でマーズが流行ったら、風邪を訴える人に気をつけましょう。
マーズの初期症状は風邪とよく酷似しています。
風邪の人と出会った場合は、手洗い、うがいをしましょう。
手洗い、うがいはマーズ以外の感染症の予防にも効果てきです。
また、ドアのぶなどの誰もが触れる場所に触れたあとにも手洗い、消毒を忘れずに、マーズがついた手が目や鼻などの粘膜にふれると感染することがあります。
マーズを特に気をつけてほしい人は、高齢者や糖尿病患者や肺に疾患がある人、免疫不全、癌患者、基礎疾患をお持ちの方などです。
これらの人は重症化をしやすく特に気をつけておかなければなりません。
もし、マーズにかかったかもとおもったら
2015年6月現在、サウジアラビア、韓国、アラブ首長国連邦、ヨルダン、カタール、オマーン、イラン、クウェート、イエメン、レバノンなど国がマーズの感染者がいると言われています。
そのため、これらの国にいって日本に帰ってくる際に風邪のような症状があり、マーズかなとおもった際は、病院などの医療機関にはいかずに保健所に連絡してください。保健所が適切な対処法を教えてくれます。
現在の日本ではマーズの感染者は報告されておらず、現時点で感染者が見つかった場合も適切な処置をすれば、感染拡大は防げるとされています。
マーズの良いニュース
日米の共同チームでマーズにきく抗体をダチョウの卵から抽出することに成功したようです。
現在は、人間に対しての効果や副作用などの実験中ですが、近いうちに認可されて、マーズに効く薬が完成するかもしれません。
もう少したてば、マーズは致死率が格段に下がるかもしれません。
マーズは過度に恐れずに適切に恐れ予防しましょう。