危険な「トランス脂肪酸」を野放しのままで、私たちの命は大丈夫なのか?トランス脂肪酸の恐怖?!

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20150620
2015年6月16日に、アメリカのFDA=食品医薬品局がマーガリンなどに使用され、心筋梗塞などの発症リスクを高めるとされるトランス脂肪酸について、三年後の2018年6月以降に食品への添加を原則禁止すると発表したのだ。

既に、WHO(世界保健機関)も、トランス脂肪酸の摂取を抑えるべきとして、1日当たりの総エネルギー摂取量の1%未満とすることを勧告している。

摂取し過ぎると何だか体に悪そうに思えるこのトランス脂肪酸だが、なんと 私たちの暮らす日本では、まだ野放し状態で食品への表示が義務付けられていない。(今後どうなるかはわからないが・・・)
ということは、私たち消費者は、どの食品にどれだけトランス脂肪酸が含有されているかも知ることができない状況の中で、トランス脂肪酸を意識して、摂取を抑えようとすることは難しいのではないか?

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トランス脂肪酸ってなんだろう?

トランス脂肪酸には、天然に生成されるものと、油脂を加工・精製する工程で生成されるものがあります。

天然のものは、牛や羊などの反すう動物の胃内で生成され、その肉や乳、およびそれらの加工製品にも微量ですが含まれています。

人工のものは、植物油等の加工に際し、水素添加の過程において生成されるマーガリン、ショートニングやそれらを原材料に使ったケーキ、ドーナツなどの洋菓子などに含まれています。

また、油を高温で加熱する調理過程において生成されるため、サラダ油などにも微量に含まれています。

揚げ物をする場合に古い油を何度も繰り返して使うことがありませんか?

古い油を何度も繰り返し使用することで、トランス脂肪酸の含有量は増えますので注意してください。

私たちの口に入るトランス脂肪酸のほとんどが、人工的に加工した脂分に含まれているものからなのです。

たとえば、マーガリン、サラダ油、ケーキ、アイスクリーム、チョコレート菓子、ドーナツ、からあげ、フライドポテト、冷凍食品類、コーヒ−クリーム、インスタント類にも、トランス脂肪酸が含まれています。

気にしていないだけで、実に多くの加工品に使用されているのです。

こんなにたくさんの加工品に含まれているのだから、すべてを避けていくのは難しそうです。

なぜ日本には、トランス脂肪酸の表示の義務付けや規制がないの?

アメリカでは死亡の最大原因が心臓疾患であり、油分の多い食生活がその一因となっていると思われています。

そして、ピザやケーキなどの食品にトランス脂肪酸を多く含む油脂が使用されており、トランス脂肪酸の過剰摂取により肥満や心臓病などの危険性が高まるとして、この度の規制が決定したのだ。

FDAによると この規制により、「毎年数千件の致命的な心臓発作を防ぐことができる」というのだ。

では、日本人はトランス脂肪酸を摂取しても問題なのか?

実は、日本人の平均摂取量が、WHOが勧告している1日当たりの総エネルギー摂取量の1%未満よりも低い0.5%程度なため、通常の食生活を送っていれば健康への影響は小さいとされているのだ。

トランス脂肪酸のリスクを減らす為にも食生活を改善しよう!!

しかし、この平均摂取が0.5%といっても、日本人の食生活も日々変化し、近年のファストフードやジャンクフードなどによる食生活の欧米化を考えると安心できないのではと思う。

なので、日本では規制がないから大丈夫と判断するのではなく、脂質に偏った食事をしないことを心がける必要はあるのです。

今、日本ではトランス脂肪酸の表示の義務化がなく、使用制限のない中で、食品含有量を知ることはできません。

そして、既にWHOが勧告している1日当たりの摂取量をオーバーしているかもしれません。

私は、日本においても、トランス脂肪酸の表示の義務化を進めてほしいと願っています。

その後、摂取を抑えようとするのは、自分の意思です。

食生活に関心を持ち、健康な毎日をおくる為にも トランス脂肪酸についてもっと敏感になるべきではないでしょうか?

しかし 日本でも多くの企業がトランス脂肪酸の悪影響について研究しており、企業によってはマーガリンなどに含まれるトランス脂肪酸を軽減する努力をしている優良企業もいるんですよ。

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