小児が高熱になることで起こる熱性痙攣(けいれん)!正しく対処できれば救急車を呼ぶ必要性はないかも?!

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

熱性痙攣
子どもは良く風邪を引いて高熱を出しますが、急激に体温が上がると熱性痙攣と呼ばれる症状がでることがあります。

基本的に危険な症状ではありませんが、子どもが意識を消失して痙攣をすると大人がパニックになる場合が多いので、きちんと熱性痙攣について知っておくことが大切です。

熱性痙攣は、冷静に対処すれば、救急車を呼ぶ必要性もありませんよ。

スポンサーリンク

☆どの子が発症してもおかしくない熱性痙攣!

熱性痙攣は、名前の通り熱が原因で発生する痙攣症状であり、子どもに多く発症し、インフルエンザ、突発性発疹症、ヘルパンギーナなどの高熱が出る病気に感染した場合にでるものになります。

子どもの5%~10%が経験するといわれており、どの子が熱性痙攣をおこしてもおかしくありません。

また、熱性痙攣は、病気を発症している時に発症するものなので、高熱により自宅で安静にしている時によく起こり、親がパニックになってしまうことがあります。

熱性痙攣の知識があってもパニックになるといわれていますから、知識がないともっとパニックなります。

子どもに熱性痙攣が起きた時にできる限り対処できるように知識をつけておきましょう。

☆熱性痙攣の危険性を理解しよう!

熱性痙攣は、単純型と複雑型に分けられ、単純型熱性痙攣は危険性は少なく救急車を呼ぶ必要性も基本的にありません。

対して、複雑型熱性痙攣は、単純型に比べて長時間の痙攣、左右非対称の痙攣、1日に何度も痙攣をおこすなど単純型より危険な症状が多いので、こういった場合には救急搬送が必要な場合もあります。

熱性痙攣の多くは、救急搬送の必要がないといわれることも多く、単純型熱性痙攣の場合は、親が対処できるようにしておいた方が良いとされます。

熱性痙攣に一度なると3割が2度目の熱性痙攣になるといわれ、3度目以上の熱性痙攣は99%といわれています。

単純型であれば、何度熱性痙攣になっても基本的に危険性はないとされています。

☆単純型熱性痙攣が起きた時の対処法

単純性痙攣は、38度以上の高熱によって発生する熱性痙攣で、5分以内に痙攣が治まり、痙攣が治まった後は意識がはっきりするのが特徴となっています。

痙攣によって、胃の内容物を嘔吐したり、泡を吹いたりすることがありますが、こちらも心配ですが、気にする必要性はあまりなく吐いた場合にはふき取ってあげましょう。

まず熱性痙攣をおこすと突然白目をむいて倒れて、痙攣をおこします。

熱性痙攣だとわかったら、安全な場所に横向きに寝かせて服を緩めてあげましょう。

横向きに寝かせることで、嘔吐物によって喉が詰まるのを予防する効果があります。

そして、痙攣の時間と体温を計測し、痙攣の状態を確認しておきましょう。

この時部屋を少し暗めにしておくと良いとされています。

単純型熱性痙攣を発症した際に行ってはいけないのは、子どもに刺激を与えることで、刺激によって痙攣の治りが遅れる可能性があります。

パニックを起こすかもしれませんが、できるだけ冷静になって、子どもを揺らす、子どもの名前を大声で呼ぶ、舌を噛まないように口に物を入れるなどはやめましょう。

単純型熱性痙攣で救急車を呼んでも2~3分で治ることが多く、救急車が到着したときには子どもが歩き周っている場合もあります。

初めての熱性痙攣の場合は、病院に連れて行った方が良いですが、救急車を呼ぶほどの症状ではないことが多く、症状が治まってからで問題ありません。

気になる場合は、救急車ではなく小児救急電話相談(♯8000)に電話することをおすすめします。

☆危険な熱性痙攣を把握しておきましょう。

熱性痙攣にも危険性が高い症状がありますので、きちんと把握しておきましょう。

熱性痙攣で顔面蒼白と唇が青くなっている場合は危険なので、すぐに救急車に電話をかけましょう。

その他に、救急車を呼ぶ場合は、左右非対称の痙攣、5分以上続く痙攣、体の一部の痙攣、痙攣後の体の麻痺・頭痛・意識障害が続くなどになります。

また、一度治まった痙攣が再度出る場合もすぐに病院に受診する必要性がありますので覚えておきましょう。

複雑型熱性痙攣は、てんかんと関係があるといわれていますので、症状が治まったとしても必ず病院で見てもらうようにしましょう。

複雑型の熱性痙攣が起きた場合も自宅でできる対処方法は単純型と同じになります。

単純型であっても嘔吐物が喉に詰まった場合は、かなり危険な状態になりますので、息ができなくなった場合はすぐに救急車を呼ぶようにしましょう。

子どもが熱性痙攣をおこすとパニックになることが多いですが、知識を身につけて適切に対処できるようにしておきましょう!

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク