マダニに噛まれると重症熱性血小板減少症候群(SFTS)に感染して死亡する可能性がある!?

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重症熱性血小板減少症候群(SFTS)
マダニは、山や林などに生息しているダニで動物などに噛みついて血を吸血する虫になります。

日本にも生息しており、マダニに噛まれた経験がある人はいるのではないでしょうか?

そんな、マダニですが、いろいろな病原体をもっており、その中でも特に注意してほしいのが、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)と呼ばれる病気になります。

SFTSは、中国で確認されたマダニよって媒介されるウイルスで、2013年日本に上陸しており、年々感染者数が増えている病気になります。

SFTSが日本に上陸してから、150人以上の患者が発見され40人以上が死亡しています。

これからも、患者数が増える可能性があり十分に注意が必要な病気になります。

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☆SFTSはどんな病気なのか?

○SFTSはマダニが媒介!

SFTSは、マダニに血を吸われることによって起きる病気で致死率が非常に高い病気になります。

感染症の原因になっているといわれるマダニは、フトゲチマダニと呼ばれる日本では北海道から沖縄にかけて生息しているマダニでどこにでも生息すると考えても良いでしょう。

また、他のマダニでも感染する可能性はあり、マダニに噛まれた場合はどんな種でも病院に受診することをおすすめします。

マダニはQ熱や日本紅斑熱などほかの病気も媒介しています。

さらに、人間の血液などの体液によっても感染することがわかっています。

飛沫感染や空気感染の危険性はないと考えられるので、近くにいるだけで感染するということはありませんが、不用意に他人の血液などに触れないようしましょう。

○SFTS感染者の特徴

SFTS感染者は高齢者に多く60代~80代の人が感染しやすい状況になっています。

件数は少ないもののどの年代でも感染者はおり、年齢関係なく注意した方がいいでしょう。

また、亡くなる可能性も高齢者の方が高いとされますが、若者の患者が少ないため、正確な統計はとりにくく、若い人でも亡くなる可能性がある危険な病気だと思って気をつけておいた方が、安全性は高いでしょう。

今のところ西日本を中心に感染者が多くおり東日本ではほとんどの感染者がいません。

しかし、感染症が東日本に広がっていく可能性は十分に考えられ北海道でも感染者こそ見つかっていないものの、SFTSウイルス保有しているマダニは発見されており、どの地域のマダニでもSFTSの危険性はあります。

○SFTSの症状は?

SFTSはマダニに噛まれてから1週間から2週間程度の潜伏期間を経て、約38度の熱を出し、消化器に不調が出て腹痛、嘔吐、下痢などの症状がみられるようになります。

その後、頭痛や意識障害などをおこし、最悪の場合は死に至る病気です。

血液を調べると白血球や血小板の減少がみられ、これが重症熱性血小板減少症候群の名前の由来にもなっています。

高齢者の方が免疫力が少ないためか重症化する傾向にあり、マダニに刺されないよう注意する必要性があります。

○SFTSの治療方法

SFTSの治療方法は、今のところ確立されておらず、予防接種や有効な薬剤は見つかっていません。

そのため、感染した場合は対症療法を行うことしかできず、亡くなる場合も少なくありません。

しかし、早期に発見し治療を始めた場合は深刻な症状に至ることなく落ち着く場合があり、マダニに刺されて発熱などの症状がでた場合は早めに病院に行くことで助かる場合もあります。

マダニを取る・傷を治すのは皮膚科が専門ですが、SFTSの検査の場合は内科になります。

そのため、マダニに噛まれただけであるなら皮膚科へその後2週間以内に発熱などの症状が出た場合はマダニに刺されたことを伝えて内科に行くようにしましょう。

マダニは自分で取ると頭部が残るので、できれば、皮膚科で取ってもらった方が良いでしょう。

☆SFTSにかからないために

SFTSにかからないようにするためには、マダニに刺されないようにすることが大切であり、草むらや林の中に入る場合は肌を露出せずにマダニ刺されないようにしましょう。

また、虫よけスプレーなどを使用して虫が体に近づかないようにしておくことも大切です。

マダニは危険なウイルスを媒介しますので、マダニに刺されないように気を付けましょう。

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