認知症と痴呆症と物忘れにはどんな違いがあるの?認知症は忘れたことも忘れてしまう!

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

認知症と痴呆症と物忘れ、似たような言葉ですが、どのような違いがあるのかわかりますか、わからない人も多くいるでしょう。

私たちの記憶力は20代がピークで年齢ともに低下するといわれ、物覚えが悪くなっていきます。

年を重ねて、物忘れが多くなってきて、認知症になるのではと心配の人もいるのではと思います。

では、認知症と痴呆症と物忘れには、一体どんな違いがあるのでしょうか?

〇痴呆症と認知症は同じ意味だった

痴呆症とは、認知症と同じ意味で使用されてきましたが、現在では痴呆症という言葉を使用せず、認知症を使用するようになりました。

痴呆症を使用しなくなったのは、痴呆には愚か、愚かな人、未熟、劣っているという意味があるためです。

痴呆症という名前になると、病気になった本人も嫌な気分ですし、助ける家族も嫌な気分になってしまいますよね。

もし、現在でも痴呆症という言葉を使用している人がいれば、認知症という言葉を覚えて、言いかえることをおすすめします。

認知症は決して愚かさや未熟さ、劣っているために発症する病気ではありません、高齢者であれば誰でも発症する可能性がある病気です。

私もあなたも、加齢により、認知症を発症して、介護が必要になってもおかしくありません。

認知症と痴呆症の違いは判りましたが、物忘れと認知症にはどんな違いがあるのでしょうか?

〇物忘れと認知症は違う!?

物忘れとはうっかり忘れてしまうことで、何かいいことがあるけど忘れてしまった、物を取りに来たけど、ほしかった物を忘れてしまったりすることです。

うっかり忘れてしまうことは誰にでもあることであり、20代の若い人でも話したいことを忘れてしまう事があります。

もちろん、加齢ともに記憶力が低下するため、若い人と比べると高齢者の物忘れが多くなりますが、物忘れが増えたからと言って、すぐに認知症だというわけではありません。

最近、物忘れたが多くなったという場合でも、忘れたことに自覚がある場合は物忘れの可能が高いでしょう。

認知症の場合は、忘れたことを覚えていない事が多く、約束したのを覚えていない、ご飯を食べたのを覚えていない、何度も同じことを聞いたりします。

また、忘れたことを忘れるので、物をなくした場合には、自分が無くしたのではなく、他人を疑い、怒ってしまうこともあります。

通常の物忘れであれば、今日のご飯の内容を忘れたり、言われて約束を思い出したり、約束したけど内容を忘れ、自覚があります。

ただ、初期の認知症の場合は、物忘れを自覚している方も多いので、急激に物忘れが多くなった場合は単なる物忘れではなく、認知症の初期症状である場合もあります。

以前と比べて、物忘れがひどく日常生活に支障が出てきている、何度も同じことを聞いてくるなどの症状がある場合は、自覚が合っても認知症の可能性がありますので、早めに病院に受診しましょう。

家族に物忘れの症状がある場合は、自覚があるのか、急に増えていないかを確認しておきましょう。

〇認知症も早期に発見することが大切

皆さんは軽度認知障害(MCI)という単語を聞いたことがあるでしょうか?

これは、認知症とまでは行かないものの、認知機能が低下して忘れやすくなっている状態のことです。

軽度認知障害を放置すると、数カ月後~数年後には認知症を発症してしまう可能性が高いため、認知症予備軍と考えることができます。

ただ、軽度認知障害は認知症にはなっていませんので、必ず認知症を発症というわけではなく、早期に軽度認知症に気づき治療を行う事が出来れば、認知症の発症を予防することができます。

最近、忘れることが多くなった、会話中につまって話が続き続かない、物の名前が出ない事が多くなったなどの、気になる症状がある場合は、病院で軽度認知障害の可能性がないか検査した方が良いでしょう。

病院で軽度認知障害を発見することができれば、脳トレと認知症の薬を服用することで、認知症を防ぐことができる場合もあります。

また、ネットなどで認知症のテストがありますので、行ってみて認知機能が低下していないか確認する事でも、軽度認知障害の早期発見につながります。

テストを行って、認知症とはいかないまでも、認知症に近い数値が出る場合は、軽度認知障害を疑いましょう。

認知症や軽度認知障害は、早期に発見するほど、症状を抑えることができますので、気になる症状がある場合は早めに病院に受診してください。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク