日本での高血圧の患者数は、1000万人を超えるといわれており、日本人の10人に1人が高血圧になっているといわれています。
私たちにとって、高血圧は非常に身近な病気であり、血圧は日々の健康を管理するため重要な値となります。
多くの日本人が抱えている高血圧に悪影響を与える可能性がある塩分と脂肪に気をつけましょう。
味の濃い物と、脂の濃い物が好きな人も多いと思いますが、高血圧の原因になっていますよ。
塩分と脂肪がなぜ、高血圧に悪影響を与えるのでしょうか?
○塩分が血圧にあたえる影響
血圧を高くする原因となるのは、塩分を多く含んだ食品になります。
体内で塩分が多くなると、浸透圧が変化して血液中の水分が多くなって、血管の圧力が高まり、高血圧の原因になると考えられています。
そのため、血圧が高めな人は塩分の摂取を控えた方が良いと考えており、塩分を摂りすぎると、高血圧を悪化させる可能性があります。
高血圧を予防する場合は、1日に8g未満に塩分を抑えると良いといわれており、多くの人が8gよりも多くの塩分を摂っています。
高血圧を予防するためには、減塩が必要で、少し味が薄めの方が健康に良いですよ。
味を薄くすると、辛いという人もいますが、1週間ほど薄味を耐えると慣れるといわれているので、味は薄めにしませんか?
また、運動で塩分を汗と一緒に体に排出することも重要なので、運動もするようにしましょう。
高血圧のすべての原因が塩分というわけではありませんので、塩分を調節しても高血圧が治らないこともありますが、塩分の過剰は体に良くないので控えるようにしましょう!
あなたも塩分を摂りすぎていませんか?
○お肉の食べすぎには注意しよう!
高血圧の人が塩分の摂り過ぎと同様に注意するべきものが、お肉の食べすぎです。
昔は魚が中心でしたが、現在ではお肉を食べる人が増えてきており、お肉が好きだという人も多いのでしょう。
そんな、お肉には脂がたっぷり含まれており、脂が高血圧の原因となります。
特に日本人は、カルビなどの脂が多い部分が好きなので、高血圧の影響が大きいと考えられます。
脂はドロドロしているもので、血液中に脂が増えると血液の粘性が増して血流が悪くなりますが、栄養と酸素は全身に送らないといけませんから、強い力で血液を押し流すことになります。
強い力で血液が押されることで、血管に強い圧力がかかるので、高血圧となるのです。
脂が多い物を食べると、血液がドロドロになって、血圧が高くなるのです。
お肉が好きという人も多いと思いますが、お肉は高血圧の原因なので、食べすぎには注意したい食品になります。
魚や野菜、キノコ類などの摂取量は少ないといわれているので、高血圧だといわれた人は、他の食品を多く摂取するようにしましょう。
また、魚は血液をサラサラにしてくれると言われていますので、魚は高血圧の予防になります。
○太っている人ほど血圧が高い?!
血圧が高い人は、肥満体系な人が多く、太っている人ほど血圧が高めになりやすいといわれています。
そのため、高血圧を予防したい場合には、肥満体型を治すことが重要であると考えられており、ダイエットすることが大切になります。
まず、食事のカロリーを制限して痩せることが大切になります、いくら栄養面を気にしても食事量が多く肥満体型であれば高血圧は治りません。
高血圧を改善するために、食事を気にしてきた人もいるでしょうが、食事の内容よりも食事の量を気にした方が、高血圧が治るかもしれませんよ。
また、運動をすることも大切なので、軽い運動から始めてみてはどうでしょうか?
いきなり激しい運動をすると、心臓に強い負担がかかるので、運動の強さには十分に注意してください。
食事と体型の改善をして、高血圧を予防しましょう!