日本では新薬を開発してから使用できるようになるまでの期間が長すぎる!?

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

新薬開発
海外ではすでに使用されている薬が日本では使用できないことがあり、日本の新薬販売には時間がかかるといわれています。

新薬を開発してから、患者が使用するまでには検査のための期間が必要で、この期間をドラッグ・ラグといいます。

日本の新薬の開発期間については、問題ないとされていますが、日本は新薬が開発されてから承認されるまでの期間(ドラッグ・ラグ)が他国に比べて長いことが問題となっているのです。

ドラッグ・ラグが長いことによってどのような問題が起きるのでしょう?

○ドラッグ・ラグはどこの国でも存在する?!

新薬を開発しても、効果や副作用や適切な服用量などがきちんと分かっていないので、すぐに新薬を使用することはできません。

新薬を販売するまでには、研究や動物実験、治験を行い安全性が確認され審査に合格したもののみが販売されることになります。

審査期間は、1年半ほどかかるとされており、どこの国でもドラッグ・ラグは存在します。

日本の場合は、この審査の期間がアメリカやヨーロッパなどに比べてとても長くなっており、他国ではすでに販売されているのにも関わらず、日本では未承認である薬が多く存在しているのです。

日本で、新薬を購入したいのにも、承認されていないために購入することができないという人も多く存在し問題となっています。

○なぜ、日本ではドラッグ・ラグが長いのか?

日本で使用薬の販売が遅れてしまう理由は「治験」と「審査」の遅れによるものになります。

治験とは、実際に人に投与して副作用や効果が表れるか確かめるもので、参加者が集まらない場合や実施施設の少なさが新薬発売の遅れを招くことになります。

また、審査は販売可能であるか検査結果を見て確かめるので、この審査を行う人の少なさも日本の新薬承認の遅さの原因になっているのです。

だから、新薬の検査がすべて終わっても審査ができていないために販売できない新薬も存在しています。

日本の新薬販売の遅れは、日本の体制面に問題があるとされており、ドラッグ・ラグができるだけ少なくなるように改善が求められています。

○ドラッグ・ラグは患者の命に関わる問題である!

新薬の中には、今まで完治させることができなかった病気を治せるものや、今まで以上に強い効果を発揮する薬が存在しています。

新薬が販売されることによって助かる命がありますが、新薬の販売が遅れて薬が間に合わずに亡くなってしまうこともあるのです。

だから患者の命の助けるためには、できるだけドラッグ・ラグを減少させる必要性があります。

日本のドラッグ・ラグは、現在は改善が進められており、年々ドラッグ・ラグは少なくなっているといわれます。

○新薬は海外から購入できるけど高い!

日本では、未承認であっても、海外で承認されている薬であれば個人的に輸入することは可能となっており、服用することも可能です。

そのため、絶対に必要であると考えられる場合は、海外から輸入して服用すればいいのです。

しかし、個人輸入薬には多くの問題があり、購入したくてもできないという人も存在します。

日本では、国民皆保険により3割の金額で処方薬を購入することができますが、未承認薬は日本で認められていない薬なので、保険は使用できずに全額自己負担で購入する必要性があります。

また、どんなに高い難病の薬であっても一切の公的な援助を受けることはできません。

高い薬を購入するために何十万というお金が必要になる場合も存在し、お金が無くて薬を飲ませることができない人も多くいます。

承認薬になると3割負担で薬を購入することができるようになり、場合により公的な援助を受けることができるようになりますので、今まで購入できなかった人も購入することができるようになります。

また、未承認薬は服用の責任も自己負担でしたが、承認薬で何らかの問題が起きると国が補助してくれます。

このように、承認薬であれば多くの人の購入することができるように、命を助けることに繋がるのです。

薬を飲んでいない人は、新薬開発を関係ないと思っているかもしれませんが、もし感染症にかかった際に治療薬がありませんといわれたら困るのではないでしょうか?

そうならないためにも、ドラッグ・ラグを改善して新薬の認可を早くする必要性があるのですね。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク