高齢者に多くなる認知症には種類がある!レビー小体型?アルツハイマー型?種類によって症状が違う?!

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レビー小体型認知症
日本の65歳以上の高齢者のうち5人に1人が、認知症を発症しているといわれているぐらい認知症を患っている人が多くなっています。

その中でも最も発症する人が多いのがアルツハイマー型認知症で、認知症の半分以上がアルツハイマー型認知症とされています。

多くの方は、アルツハイマー型認知症のことを聞いたことがあると思いますが、レビー小体型認知症を聞いたことがありますか?

レビー小体型認知症という病名も少しずつ聞くようになってきましたが、どのような病気なのかはまだ、知らない人が多いのではないでしょうか?

アルツハイマー型認知症とレビー小体型認知症の違いを知っておきましょう。

○レビー小体型認知症はパーキンソン病と関係がある?!

レビー小体型認知症は、難病指定されているパーキンソン病との関係が強く、レビー小体型認知症の患者は必ずといって良いほどパーキンソン病の症状もでます。

レビー小体型認知症の名前にもなっている「レビー小体」は、神経細胞内部にできる異常な構造物であり、多くなると神経伝達を阻害して脳の機能を低下させます。

レビー小体が神経細胞の中に多くなると、神経の伝達が悪くなりパーキンソン病を発症し、さらに多くなると認知機能を低下させてレビー小体型認知症になります。

認知機能の低下は、アルツハイマー型認知症にもみられる症状なので、認知機能だけではアルツハイマー型認知症かレビー小体型認知症なのか判別するのは難しいかもしれません。

しかし、認知機能の低下と同時に出てくる症状が全く違いますので、認知機能以外の症状の診察を見ればすぐにわかります。

だから、レビー小体型認知症は、パーキンソン病の症状に早く気づくことができれば早期治療により対処できることもあります。

○レビー小体型認知症を疑う症状を知ろう!

レビー小体型認知症は、パーキンソン病と関係が深く、パーキンソン病患者の8割がレビー小体型認知症を発症します。

症状は認知症よりも、パーキンソン病の症状の方が早く出やすいのでパーキンソン病を見つけることが非常に重要になってきます。

パーキンソン病は、便秘や多汗、抑うつ、手足の震え、筋肉の硬直などの症状がでます。

認知症の症状が出る前にパーキンソン病に気づけば早い段階で予防することができます。

また、レビー小体型認知症は、強い幻覚を見ることが多く、存在しないはずの人や虫、動物が見えるということがあります。

アルツハイマー型認知症には、せん妄と呼ばれる妄想を起こしてしまう症状があります。

せん妄は、妄想によって他人を疑ったり、勝手に物事を決めつけたりするもので、幻覚は妄想ではなく存在しない人や虫が見えているので、怒鳴りつけたり、虫を掴もうとするなどせん妄とは違う症状になります。

パーキンソン病の症状と幻覚の症状がある場合は、レビー小体型認知症を疑います。

○レビー小体型認知症の特徴を知ろう!

アルツハイマー型認知症は、女性の方が発症しやすいとされていますが、レビー小体型認知症は1.5倍男性の方が多く発症するとされています。

そしてパーキンソン病を発症している人は、いつかレビー小体型認知症を発症する危険性があります。

レビー小体型認知症は、認知機能の低下はアルツハイマー型認知症よりも遅いとされ、初期症状では物忘れの症状はあまりないようです。

初期に強い幻覚症状が出ることが多いレビー小体型認知症ですが、症状が進行すると幻覚から妄想症状が出るようになり、幻覚症状は治まりますが他の症状で悩まされることがあります。

レビー小体型認知症は、認知機能の低下と共にパーキンソン病の症状も強くなってくるため、同程度に認知機能が低下したアルツハイマー型認知症に比べて重症に見える場合があります。

また、アルツハイマー型認知症に比べて早く亡くなる傾向にあるため、アルツハイマーよりも深刻であると考えても良いかもしれません。

○レビー小体型認知症の治療はどうなっているのか?

今のところレビー小体型認知症を完治する方法は見つかっていませんが、症状を遅らせる薬は開発されており、服用することによって症状や認知機能の低下を抑制することができます。

また、便秘や抑うつなどの症状に合わせて薬を処方してもらい、日常生活にできるだけ影響を与えないようすることもできます。

今の医学では認知症を完全に止めることはできませんが、認知症の進行をできるだけ抑えることは可能となっています。

症状が進行してから通院するよりも、認知症早期のから薬を飲んで進行を止めた方が介護や患者も生活が楽になります。

認知症かなと思ったら、物忘れ外来、精神科、神経科、神経内科などに受診して早期対処ですよ。

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