熱は免疫力を高めるために大切だから冷やす必要はないかも!?そして熱が高いときに頭を冷やすのは意味がない!?

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熱があるとき
皆さんは風邪を引いて熱がある時に、おでこを冷やす人がいるのではないでしょうか?

日本では熱を冷ますためにおでこに貼るシートも販売されており、大変人気になっていますが、実際のところはあまり効果が期待できないとされています。

また、風邪を引いた際には、熱を下げる必要性が無い場合もありますので、熱を冷ますことについて考えてみましょう!

○おでこを冷やしても冷たいのは表面だけ!

熱がある時におでこを冷やすのは、日本では一般常識のように扱われることがありますが、おでこのみを冷やしているので、体の温度を下げる効果はさほどありません。

おでこを冷やすことで得られる効果は、表面が冷やされることによる気持ちよさがメインであり、病気の治療よりも精神面に対しての影響が強いと考えられます。

体の内部の温度を下げようと考える場合は、おでこを冷やすのではなく全身をめぐる血液を冷やすことが重要で、首の動脈や脇の下などの太い動脈に冷たい物を当てるのが有効になります。

体温の下げ方としては、保冷材をタオルで巻いて凍傷を起こさないようにして、両脇に挟んだり、首に冷ます効果のあるマフラー上の物を巻くなどが有効になります。

こうすることで全身に冷たい血液がめぐり体温を下げてくれます。

また、首の動脈は、脳に向けて流れている物なので頭を内部から冷ましてくれる効果があり、おでこよりも頭を冷ます効果が期待できます。

体温を下げたい時は、太い動脈を冷ますことをおすすめします。

さらに、熱を冷ますために有効な手段としては、解熱剤ですね。

しかし、本当にその熱を冷ます必要があるのか?をきちんと考える必要があるかもしれませんよ。

○熱は免疫機能を上昇させる!

人間は熱が出ると症状が辛くなり、頭痛や倦怠感などの症状がでてくることになりますが、熱が出るのは、免疫細胞を活性化させてウイルスや細菌と戦いやすくするためになります。

そのため、風邪を引いた時に熱が上がるのは良いことであり、熱が上がっていた方が病気に対して強い力が働くのです。

解熱剤や体の冷やす行為は、それとは逆の行為で体温を下げて、免疫機能を低下させてウイルスや細菌の戦いやすい環境にしている行為になります。

不用意に熱を下げた場合には、病気の症状が深刻化したり病気が長引いたりして患者にとってはあまり良くありません。

解熱剤や体を冷やす行為は、状況を考えて使用することが大切になってくるのです。

○いつ解熱剤を飲むのが良いのか?

解熱剤を使用する基準は38.5度以上の熱が出ている時でこれ以下の熱の時は基本的に使用せず様子を見るのが一般的になります。

38度程度でも症状が辛い場合があれば飲むこともありますが、我慢できそうであれば飲まない方が病気を早く治す効果が期待できます。

また、脇の下や首の動脈を冷やすと薬よりも早く体温を下げる効果が期待できるので、39度を超えている場合で、体温を素早く下げたい場合には有効の手段となります。

脇の下は、熱中症の時にも体温を下げるために冷やす場所なので、覚えておくと良いでしょう。

○風邪の初期のなら逆に体温を上げる!

体温の上昇は、病気を治すためには有効な手段であり、免疫力が向上して病気を早く治す効果が期待できます。

そのため、病気になった場合は、熱を下げるどころか早く熱を上げてウイルスや細菌に対抗した方が良いとされているのです。

熱を上げる薬として知られているのが漢方薬の葛根湯であり、葛根湯は熱を上げて免疫力上げて病気を治す薬になります。

葛根湯が最も有効に働くのは、熱がほとんど上がっていない、風邪の初期症状の段階ですので、熱がかなり上がっていれば熱を上げる必要性はありませんので、葛根湯を飲む意味はありません。

葛根湯の良い使い方は、家において風邪と感じた時に速い段階で飲むのが適しています。

風邪で体温が低い時は逆に温めて体の免疫力を向上させるようにしましょう!

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○風邪を引いたら安静してしっかり休もう!

風邪を引いた時に行うことは、薬を飲んでしっかり寝ることが最も重要になります。

汗をかいた方が早く治るという話もありますが、汗をかくと体力が落ちて免疫力が下がるので汗をかきすぎるのは良くなく、寒すぎず暑すぎずの環境で布団をかぶって寝るのが一番です。

また、風邪でもお風呂に入りたい場合は、お風呂に入っても問題ありませんので、お風呂に毎日入る習慣がある人はお風呂に入ると良いでしょう。

お風呂に入ることは自体は病気とは一切関係ないといわれています。

長風呂をしすぎない程度にお風呂でリラックスして休むことをおすすめします。

風邪と熱の関係を理解して、解熱剤の使い方を考えて使用しましょう!

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