暗所で急激に視力が落ちてしまうのは夜盲症かも?栄養失調で夜の視界が悪くなる?!

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夜盲症
私たちの目の中には、錐体細胞(すいたいさいぼう)と桿体細胞(かんたいさいぼう)と呼ばれる二つの視細胞が存在しています。

色を見分けてくれる細胞は、錐体細胞で、錐体細胞は基本的に3つ存在しており3つの刺激さで色を脳が見分けることになります。

また、桿体細胞は明暗を見分けるのを専門とすると視細胞で明るい所では基本的に活動せずに、暗い所で微量の光を感知するのに適しています。

光が少ない所では、錐体細胞は活動出来ず、桿体細胞に頼ることになりますので明暗がわかっても色を判別することはできなくなります。

桿体細胞が機能をしていれば、ある程度の暗さなら明暗を判別できますが、桿体細胞がうまく活動してくれない場合は夜になると視力が急激に低下してしまうことがあります。

このように、夜に急激に視力が低下する病気を夜盲症(やもうしょう)といいます。

正式名称は夜盲症ですが、通称である鳥目を使用する人もいます。

鳥目はニワトリが夜になると急激に視力が低下するところから来ていますが、大抵の鳥は鳥目ではなく、逆に夜間に活動する鳥も多くおり人間以上に夜に目がきく場合が多いです。

鳥目という言葉を使用するよりも夜盲症という言葉を使用することをおすすめします。

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○夜盲症とは一体どんな病気なのか?

夜盲症は、桿体細胞の異常によって起きる病気で生まれた時から異常である先天性の夜盲症と後天性の夜盲症の二つに分類することができます。

先天性の夜盲症の場合は、生まれた時からの夜盲症で、遺伝的な原因などによりすでに桿体細胞に異常があった時におこります。

後天性の夜盲症は病気や栄養失調などにより後天的に桿体細胞に異常がでてしまう病気になります。

この中で唯一治るとされているのが、栄養失調による桿体細胞の異常で他の夜盲症を治すことは難しいとされています。

また、そのほかの後天性の夜盲症も医学の進歩で改善する可能性があります。

夜盲症は夜間の視力は低下しますが、昼間の視力は全く問題ありません。

現在では、街灯が多く存在するようになってきたために夜間であってもある程度の視力を保つことができるなり、夜盲症であることに気づかずに生活をしている人もいます。

遺伝性で進行する可能性が無いものであればそこまで心配する必要性はそこまでないとされています。

○栄養失調による夜盲症

栄養失調による夜盲症はビタミンAの不足によって起きることが知られており、偏食や消化吸収の異常によって発生するといわれています。

桿体細胞が光の刺激を脳に伝える時に、ビタミンAが必要であり、ビタミンAが不足すると桿体細胞にビタミンAが供給されなくなるので光を察知することができなくなります。

桿体細胞自体が壊れたわけではありませんので、ビタミンAが正常量になると夜盲症も改善されることになります。

基本的にビタミンAが減ることはありませんが、偏食や野菜不足などの人は気を付けるようにしましょう。

夜間に目が悪くなったと感じた場合は病院に受診するとよいかもしれません。

○危険な夜盲症もある?!

夜盲症になる病気の中に網膜色素変性症と呼ばれる病気があり、徐々に網膜の色素が変性して見えなくなっていく病気があります。

視細胞の数は錐体細胞よりも桿体細胞の方が多く、桿体細胞の方が無くなる量が多いために最初は夜盲症の症状がでるといわれています。

その後、錐体細胞も減少し始めるので、最終的には視力が低下して失明することになる病気です。

網膜色素変性症の治療法は見つかっておらず、症状を抑制することも難しい病気となっています。

危険な病気が潜んでいる可能性もありますので、夜間視力が急に低下したと感じる場合は病院に行くことをおすすめします。

○夜盲症の疑いがあると人は病院にいきましょう

夜盲症は一つの原因でおこるものではなく、いろいろな原因が考えられる病気です。

夜盲症の症状がある場合は一度病院に行き、診察してもらっておいた方が安心で、医師の診察を受けることで対処もしやすくなります。

また、夜盲症であることをわかることで、夜間の運転はしないように心がけることで、事故の危険を回避することができますね。

夜盲症が気になる人は、一度かかりつけの眼科に受診することをおすすめします。

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