黄色ブドウ球菌に気をつけろ!黄色ブドウ球菌は人間の肌にも存在している毒性の強い菌!

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黄色ブドウ球菌
食中毒の原因になる恐ろしい細菌である黄色ブドウ球菌を知っていますか?

黄色ブドウ球菌は、ブドウ球菌属に分類され顕微鏡で観察をするとブドウの房のように見え、黄色ブドウ球菌のコロニー(集団)が黄色をしていたことからこの名前がつきました。

名前の由来は黄色のコロニーをつくるところからですが、実際の識別の仕方はコアグラーゼと言われる血液凝固作用があるものを黄色ブドウ球菌といいます。

ちなみに、黄色であったとしてもコアグラーゼ(血液凝固作用)がないものは他のブドウ球菌になります。

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☆黄色ブドウ球菌はどんな細菌なの?

黄色ブドウ球菌は、人間に食中毒を起こす菌として知られていますが、自然に多く存在する細菌です。

また、人間の毛穴や鼻の中にも生息している菌であり、人間の体に住んでいる常在菌の一つでもあります。

しかし、その毒性は強く食品などについて体に摂取すると食中毒になり、傷口から体に侵入すると飛び火や敗血症や肺炎などをおこすこともあります。

他の常在菌でも体調が悪いなどで、免疫力が低下すれば病気をおこすことがありますが、黄色ブドウ球菌では体調不良にかかわらず症状が出てくることがありますので、注意が必要となります。

特に、黄色ブドウ球菌が増えやすい時期が5月~10月といわれており、この時期に注意が必要です。

しかし、黄色ブドウ球菌自体は多くの人の皮膚の上に常にいるので、季節に関係なく注意をしておいた方がいいでしょう。

☆なぜ黄色ブドウ球菌で食中毒になるのか?

黄色ブドウ球菌は、手についていることもある細菌で調理中に食品につくことがあります。

食品についた黄色ブドウ球菌は、増殖してエンテロトキシンといわれる毒素を作りだしていきます。この、エンテロトキシンが食中毒の原因物質になります。

黄色ブドウ球菌自体は熱に弱い菌ですので、加熱調理すれば死滅してくれるのですが、すでに生成されたエンテロトキシンは熱に強い物質になりますので、加熱処理しても毒素は消えることはほとんどなく、長時間熱を加える煮込み料理であっても毒素は残った状態になると考えられます。

そのため、黄色ブドウ球菌の食中毒に関しては、加熱よりも食品に付着させないことが大切なのです。

☆黄色ブドウ球菌の食中毒症状

黄色ブドウ球菌が原因による食中毒は、食事をしてから3時間程度で症状が現れるといわれており、嘔吐や下痢、腹痛などの症状が現われることになります。

これは毒素由来のものであり、細菌感染症ではないため基本的には高熱を出すことはなく、毒が体から抜けてしまえば症状は回復することになります。

そのため、症状は基本的に24時間以内に回復し、黄色ブドウ球菌の食中毒になってもそれほど心配する必要性はありません。

しかし、嘔吐や下痢によって、体内から水分が出ることで脱水症状になることもありますので、水分が飲めるなら水分をしっかり飲み、水分が取れない場合は病院にいって点滴を打ってもらう必要がでてきます。

☆黄色ブドウ球菌の食中毒にならないためには

最も黄色ブドウ球菌による食中毒になりやすい食べ物は弁当に入っているおにぎりであるといわれています。

これは、人間の手で作られるものであることと食べるまでに時間が開いていることが原因で、食べる時にはすでに多くの毒素が出来上がっているといわれています。

では、黄色ブドウ球菌によって食中毒にならないようするためにはどのようにすればよいのでしょうか?

○傷がある手で食品を触らない

黄色ブドウ球菌は傷口に増える細菌になりますので、手に傷がある時は食品に触るのは良くありません。

傷がある時はできるだけ調理を控え、調理をしないといけない場合は、直接触れないように手袋を使用するか、菌が増えないように下ごしらえをした後すぐに加熱をするようしましょう。

そして、おにぎりを作る時は、素手ではなくラップで行うと黄色ブドウ球菌だけでなくほかの菌もつかないのでおすすめです。

特に手に傷がある場合は、加熱しない食品は素手で触らないようにしましょう。

○調理器具や手をしっかりと洗いましょう

菌はどこにでもいると考えて、料理をすると時は調理器具をしっかりと洗ってから使用すするようにしましょう。

調理器具や手を洗浄しておかないと、黄色ブドウ球菌以外の食中毒になる可能性があります。

食品は口に入れるものなので、特に病原菌には注意しないといけません。

○食品は10度以下で保存するのが基本

黄色ブドウ球菌は、高温化で増殖しやすいので、温度が下がると増殖を抑えることができます。

特に一度調理した食材は、菌が付着する可能性が高いので、そのまま放置せずに冷蔵庫に冷やして、保存するようにしましょう。

常に身近にいる食中毒をもたらす菌である黄色ブドウ球菌に注意が必要なのですね。

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